鍵をなくして焦っている方向けの記事です。
どうか落ち着いてください。
焦って業者選びを間違えると10万円以上ぼったくられることになります。

失敗しない鍵屋選びについてお伝えします。
気が気ではない状況かと思いますが、3分だけお付き合いください。

この記事を書いている私について:
自宅のマンションの鍵をなくし、鍵屋に解錠をしてもらいました。
上手いこと鍵屋の兄さんと仲良くなれたので、色々と裏話を聞きました。
もちろん値引きもできましたよ。

ネットの鍵開け業者にご注意

ネットの業者には注意が必要です。検索して上に出てくる業者は一見信頼がありそうですが、ぼったくりの場合もあります。

「自宅の鍵開けコミコミ5,000円〜」と書いてあっても、実際にその金額にはなりません

ほとんどの鍵開け業者では、鍵のタイプや解錠に必要な技術に応じて金額を設定しています。
大きな要素としては次のようなものです。

■鍵の種類
(下に行くほど解錠する難度が高くなります。)

  • ディスクシリンダー錠(ギザギザしている鍵)
  • ピンシリンダー錠(ギザギザしている鍵)
  • ディンプルシリンダー錠(穴が開いている鍵)

穴が開いているディンプル錠は、「防犯性能が高い鍵」として扱われます。

■内側の鍵回し(サムターン)の種類

  • 回すだけのサムターン
  • ボタンを押し込まないと回らないサムターン
  • ボタンを押し込まないと空転するサムターン

私の場合は、空転するタイプのサムターンで、解錠する何度が相当高いタイプでした。

■鍵穴の数
1つか、2つかですね。鍵穴が2つだと、単純に工賃が倍になります。

■ドアの構造

  • 覗き穴(ドアスコープ)の形状
  • 投函ポストがあるかないか
  • etc…(他にも色々あります)

例えば、投函ポストがあれば、工具をわりと簡単に内側に入れることができるので、安くなります。

私の場合は投函ポストがなく、ドアスコープを取り外して工具を挿入しました。

最低料金で済むのは、一番簡単なシリンダー錠が1つの場合なんです。
テーブル制で料金体系が組まれていて、開錠が難しいほど料金が高くなります。

最悪、鍵を壊さなければいけないケースもあります。高い工賃に加えて、鍵の交換に別途費用がかかるわけですね。

また、工賃とは別に5,000円前後の出張費がかかります。この出張費を費用にコミコミとして表記しているか、別表記にしているかは業者によります。

悪質なぼったくり鍵開け業者の事例

この業界は悪質な業者も多くて、例えば次のような信じられないようなこともあります。

悪質な業者1

「もう少しで開きますから」という言葉を繰り返し、様々な開錠処理をほどこします。投函ポストから工具を入れてみたり、ドアスコープをこじあけて工具を入れてみたり…といった迂回処理ですね。

それでも開かないので(開けないので)、最終的に鍵穴を壊して取り外す破錠処理をします。

「まあ開かなかったならしょうがないか…」と思って請求書を見るとびっくり!
投函ポストの迂回処理・ドアスコープの迂回処理・最後の破錠処理・鍵の交換費用、といったすべての工賃が形状されているのです。

破錠処理をしなければいけないなら最初からそうすれば良かったわけで、それまでの迂回処理の試みを工賃に入れるのはお門違いですよね。

この手口は消費者センターに通報されて問題になったようです。

悪質な業者2

出張費をもらうのが目的で、ハナから開錠する気がありません。

2時間、3時間と作業をしているフリをします。そして、お客さんがシビレを切らしてキャンセルし、出張費だけもらって帰るというわけです。恐ろしいですね。

これらはかなり悪質な例ではありますが、ぼったくり業者はたくさんいるということです。

鍵開け業者の正しい選び方

ここからが本題ですが、ではどうやって鍵屋を選べばいいのか?3つポイントがあります。

1. 警察署協力店であること

警察のチェックがこまめに入りますし、協力関係もある業界です。警察署に協力している業者であれば、クリーンな事業活動をしている可能性が極めて高いです。比較的大きな業者であれば、ほとんどがその模様です。

2. 成果報酬であること

クリーンな業者は、開錠できた場合のみ代金を支払う形になっています。鍵が開かなかったら、出張費も発生しないんですね。

これなら「作業を引きのばして、出張費だけもらう悪質業者」に当たることもありません。

※ただし、見積もりだけ取って、作業をさせずに業者を帰した場合は出張費(もしくはキャンセル料)が発生します。

3. 作業を始める前に説明を丁寧にしてくれること

3つ目は、鍵屋が実際に家まで来てからの話です。
開錠作業を始める前に、

  • どういう手順で開錠を行うのか
  • なぜその手順を踏む必要があるのか
  • →だから、この見積もり金額になる

ということを説明してくれるかどうかを確認します。

説明された以外の作業はしないということであり、「見積もり金額以上の費用は発生しない」という確約になります。

これなら「不要な作業をして、工賃を水増しする」という不正ができません。

作業時間より説明時間の方が長いくらいがいいですね。逆に、ろくに説明もないまま作業を始めようとしたら要注意です。即、作業を停止させて帰ってもらいましょう。

これらのポイントを押さえれば、ぼったくりに合うリスクは抑えられます。

鍵開け工賃を値切る方法

ぼったくり業者を回避するだけではなく、「適正に値切る」ことも視野に入れておきましょう。

現場で働いている開錠技師は、会社が定めた工賃テーブルに忠実にしたがって見積もりを出します。

しかし、その工賃テーブルに厳密に載っていないグレーゾーンもあります。ここが値切りどころです。

とはいえ、そのグレーゾーンをこちらから提案することは、素人の私たちにはできませんよね。そこで、以下の方法を用います。

1. 一旦保留にする

担当の技師が見積もりを出したら、即決せずに、一旦保留にします。

  • 「一旦マンションの管理会社に確認します。なんとかしてくれるかもしれないので…」
  • 「別のやり方があるかもしれないので、もう一社来てもらいます。」

といった文句が妥当でしょう。

2. 予算を言う

現場の技師としてはその場で契約を取りたいので、高確率で予算について打診してきます。
「いくらくらいの予算でお考えでしたか?」といった文句ですね。

私の場合、はじめ7万8千円×2箇所で約15万円の見積もりを出され、鼻血が出そうになりました。

しかし、正直に5万円くらいで済むと思っていたことを伝えました。
すると、びっくり。

「1箇所につき2万8千円であればできます。」という返答がきたのです。

このケースでは、「鍵の内側の仕組みを目視で確認していない」ことがグレーゾーンとなりました。

それにより、”予想される”鍵の防犯性能を多少下げて、比較的簡単な作業内容での見積もりに修正してもらうことができました。

※とはいえ、15万円はけっこうふっかけられたかな〜、と今では思います。笑

3. 成功させるポイント

ここは重要なポイントです。

値切りのコツは、現場の技師が会社に言い訳できるようにすることです。建前をつくるということですね。

ですので、最初に問い合わせの電話をする時、鍵の詳細な防犯性能や形状を伝えてしまってはマズいのです。
会社に情報が伝わるわけで、技師が工賃を裁量する余地がなくなってしまうからです。

なので、問い合わせの際には最低限の情報を与えて、現場の技師が動きやすいようにしましょう。

おすすめの鍵開け業者

鍵開け業者はネットで検索すると大量に出てきます。
どれがぼったくりで、どれが良心的か… ホームページをきちんと読み込まないと判断がつきません。

「鍵をなくして急いでいる時に、そんな時間はない」という方は、とりあえずコチラの業者なら失敗はせずに済むでしょう。

鍵の救急サポートセンター

(鍵の救急トラブルに365日年中無休、出張見積り、キャンセル¥0で安心スピード対応)

作業前の丁寧な説明に定評があり、キャンセルしても出張費を取られません。つまり、不正をされる心配がないということです。料金体系も相場なりで、特に高いということはないでしょう。

まとめ

業者の選び方について

  • 「警察署協力をしている」
  • 「鍵が開いたときのみ費用を払う仕組みになっている」
  • 「作業工程と見積もりを丁寧に説明し、勝手に作業を始めない」

の3点を満たす鍵開け業者を選びましょう。

値切り方について

担当技師が見積もりを出したら、即決せずにセカンドオピニオンを求める意思を匂わせましょう。(担当技師が値引きを打診してくれます)

そして、業者に問い合わせる段階では、鍵の防犯性能をなるべく伝えず、現場の技師が自分の判断で値引きできるようにしましょう。

おすすめの鍵開け業者について

鍵開け業者はたくさんありますが、下記の業者はおすすめできます。
丁寧な説明があり、キャンセル料が無料なので、不正がないからです。

鍵の救急サポートセンター

”最安値”を求めだすとキリがないですし、ぼったくりに引っかかる原因になります。
上記の鍵開け業者であれば、少なくとも、正当な相場観で見積もりを出してくれます。

一刻も早く、あなたが鍵を復旧できるできることを祈っております。